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【COD:VG】もうスランプには入らない 複数のスキルで掛け算を狙う方法

はじめに

お久しぶりです。くろふねです。 CODの新作もお披露目されましたね。面白くなるかどうかは現時点ではわかりませんが、正直期待はできないでしょう。

今回の内容は前回に引き続き、戦績向上や成長について述べていきます。 対象としては、いわゆるスランプになっている、戦績の停滞や、伸びが悪くなっている人に向けた内容となっております。

僕の話をすると、CODは歴だけで言えばそこそこの期間をやっています。

僕がCODをする目的は「勝つこと」であったり、「強くなること」だったりするのですが、戦績がずっと右肩上がり、という訳ではありません。思うような結果が出せずに空回りばかりしていた時期も当然ありました。その度に何度も「自分に結果を出すことは無理なのではないか」、「向いていないんじゃないか」とネガティブになっていた事を覚えています。

しかし、結果的には自分の殻を破り、戦績を出すまでに至りました。今回は僕の体験も踏まえながら、「自分の殻の破り方」のヒントに繋がるものがあればいいなと思いこの記事を書くことにしました。


1つのスキルを極めるのは非効率

まずはスランプの原因とその解決法から述べていきます。

スランプや戦績の停滞や低下には様々な原因や理由があると思いますが、ざっくりと言えば「1つのスキルに固執している」ことが主な原因になります。

例えば、ゲームを始めたばかりの初心者の方などは何もスキルは持っていないので、直ぐに結果を出すことは難しいと思われます。ただ、ある程度ゲーム慣れした人というのは、戦略や戦術が単一になっていることが多く、単調なことしかできません(勿論、何のスキルを持っていない場合は、何でもいいのでスキルの獲得が必須になります)

ところがスキルというのは、初めの内は大体コスト(時間や労力)に見合ったレベルのスキルが手に入るのですが、ある一定のレベルに到達すると、次のレベルが上がるまでに必要なコストが跳ね上がります。

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図にするとこういうグラフになります。

ある程度のレベルに到達すると、成長曲線は鈍化し、初めの頃ほど成長しなくなります。 さらにレベルが上がると、この曲線はどんどん横ばい状態になっていきます。

この状態になると、多大なコストを投下しても得られるスキルが少ししか上がらないので、投資対効果が悪くなり、割りに合わなくなります。 加えて、以前と比べて成長速度が著しく鈍化するので、「あんなに頑張ったのに、全然成長していない...」とモチベーションの維持も難しくなります。

スキルを伸ばす際に別のハードルが加わってしまうので、レベルが上がる前にやる気を失い、大体の人は上達を諦めてしまいます。至極当然ですよね。 もし仮に、この壁を乗り越えても、この横ばい状態はずっと続きます。

なので、1つのスキルを極めて結果を出そうとするのは、いつかジリ貧になり、どんどん苦しくなるのが確定している実に不毛な戦略なんですよね。

ただ、せっかく手に入れたスキルを深掘りしたいと思うのは当然ですし、別のスキルを確立するといっても、うまくいく保証なんてありません。なので、「他のスキルを確立する」という選択肢が浮かばずに、同じ戦術で頑張り続けてしまう人が後を絶たないのでしょう。

ここら辺はアブラハム・ハロルド・マズローハンマーしか持っていなければ、すべてが釘のように見えるIf all you have is a hammer, Everything looks like a nail辺りでググってみてください。

成功体験を得ることは、成長する上でとても大切なのですが、注意していないと手段が目的化してしまいます。そうなると、本来の目的であった「勝つこと」や「戦績をあげること」を見失い、視野がどんどん狭くなり、気付かぬ間に泥沼に嵌ってしまいます。こうなると自力で抜け出すのは困難です。

もちろん、1つの道を極めるのが目的ならば、それもとても面白い事だと思います。ただ、勝つことに重きをおくと、ただただ面倒臭いだけなので、もしその道を選ぶなら相当な覚悟が必要になるでしょう。


複数のスキルで掛け算を狙う

一つのスキルのみで戦おうとすると、早い段階で成熟してしまい、ジリ貧になります。 なので、スキルをある程度体得した段階で、そのスキルに投資するのはやめて、他の新しいスキルの獲得を目指しましょう。

例えば、僕はIWくらいまでは少しでもリスクがあれば絶対に前に出ないと、かなり徹底した待ちのスタイルで戦っていました。 ところが、WW2は、それだけでは通用しなかったので、別のスキルを身につける必要があると感じました。

当時はどうもSRに打ち抜かれることが多かったので、自分の居場所がバレていることに気づき、それ以降は同じ場所を連続で使わないことを意識しました。 また、前線を上げたり下げたりすることで、ヘイトを分散し、課題であった後出しからのSRを通される機会を減らしました。

さらにBO4では、構成上どうしても待ち続けることが難しいマップがあったので、ヘイト管理とは別のスキルを身につける必要がありました。そんな時に身につけたのが引き際の判断や、逃げ足の速さです。

一つのスキルだけで戦うのではなく、複数のスキルを持ち合わせることで、対応できる幅が広がり、結果的に高い戦績を出すことができます。


プレイすることに没頭するだけでは頭打ち

新しいスキルの確立するには、前に書いた「仮説を立てる」ことや、「プレイした試合を分析、観察する」ことは必須になります。

何も考えず、がむしゃらにプレイしても知識や技術が身につくのは最初だけです。

上で述べた「ヘイトを管理、分散しないと、相手に場所がバレて後出しのSRで対策される」、「引き際の判断と逃げ足を身につければ戦績を稼げる」と言ったことは、見つけようとしないと見えません。(優秀な方であれば、ルールを理解した時点や、プレイ中に気付いたりするんでしょうかね)

なので、試合をすることだけにコストをかけるのではなく、「こうすれば勝てるのではないか」と戦略や仮説を考えることも重要ですし、「この試合が勝ち(負け)になったのは、こういう変数が要因なのではないか」と結果を分析、観察することも大事です。

また、「より良い結果を出すには、こうすればいいのではないか」、「次回からはこれをしよう(やめよう)」といった自身にフィードバックをすることも忘れてはなりません。

とはいえ、ゲームを始めたばかりの方が「こうすれば勝てるはずだ」と思いついても、技術が追い付かずに結果が出ないこともよくあります。 なので、「手を動かしてプレイする時間」と「頭の中で策を考える時間」のバランスを取るというのはとても難しいですし、最適な配分比率も正直わかりません。

ただ、プレイすることだけを繰り返して脳筋になるのは良くないですし、かといって考えることだけを徹底して頭でっかちになるのも使い物になりません。

個人的には「手を動かしながら考える」、「考えながら手を動かす」がベストと考えていますが、これは中々できません。 ただ、習慣として、どちらか片方に寄りすぎないように時間や労力を配分するようにしています。

流れとしては、具体的な目標を立てる→その目標を達成するために必要な、あるいは得たいスキルを考える→情報収集(検証など)→仮説を立てる→実践→シアター観察→自分へフィードバック+結果に対する仮説を立てる→実践→以下略のループをグルグル回していきます。

僕の場合は特に順番を決めてやっているわけではありません。実践する前に仮説を立てる時もありますし、ぼんやりとシアターを眺めながら「これって実はこうなんじゃないか」と仮説を立てる時もあります。別にスタートはどこからでもいいと思っています。


ルールや系(システム)から定跡は作られる

ここから実際にスキルを獲得するための行動を述べていきます。

スキルを得れば結果を出せる、と分かっても「じゃあ、具体的にどんなスキルを得ればいいのか?」となりますよね。

これは実際にプレイするルールによって異なります。TDMはシンプルに「デスを防ぐ」か「キルを稼ぐ」に繋がれば何でもいいです。

少し細かく考えて、「撃ち合いに勝ちたい」なら当ブログで言うと、「自分が相手をキルする際にかかる時間を0化、あるいは短縮する」、「相手が自分をキルする際にかかる時間を遅延させる」に繋がるものであれば何でも構いません。

上記の環境やルールの軸に加えて、自分の興味や仮説、あるいは、自分が抱えている解決したい問題、という自分のモチベーションの軸と交わるものが望ましいです。

例えば、「SMGでガンガン突撃したい」と思っても、TDMのルールから考えたり、実際の武器性能を見るとハイリスククローリターンになり、あまりルールに合っているとは言えません。 また、「SRを使えば待ちを潰せるので、TDMに合っている」と言われても、僕からしたらあまり興味が持てないので、採用することは基本ありません。

僕のBO4で例えると、「デスを防ぐ」という環境やルールの軸に、「不利な状況では勝負したくない」とう自分のモチベーションの軸が交じる所に「引き際の判断と、逃げ足の速さ」というスキルを見出そうとした、とう流れになります。

獲得したいスキルが決まったら、あとは行動していくだけです。必要であれば、検証や研究を行い、プレイする指針を決めます。僕の体験で言えば、引き際を身につけるなら「対複数戦は逃げる」、「照準が合う前に接敵したら逃げる」くらいのことを決めて試合をしていました。

何戦かプレイしてデータが取れたら、シアターで見て、観察や分析を行います。考え方としては、取った行動を「継続するか」、「変化させるか」、「止めるか」の3つ軸で考えます。

僕の場合は、「勝てない勝負はせずに、とりあえず逃げて一旦仕切り直す」という仮説は間違っていないと感じました。

デメリットとして挙げられたのは、「引くことで前線が下がる」、「接敵回数が減り、キル数が減ってしまうこと」くらいでしたが、前者はTDMではあまりデメリットになり得ないのと、後者は生き延びることで高スコスト出し、減ったキル数を誤魔化せると考えました。僕一人が善戦するより、スレッシャーやストライクチームに頑張ってもらった方が場が制圧できるので、むしろ逃げ得です。

上記の理由から、引き際を身につけるのは「継続」と判断しました。

その後も引き際を意識してプレイしていましたが、ある日どうもSRや、DMRに対策されてしまう機会が増えました。相手の枚数や、自分の照準があっているかだけを判断して逃げているのでは、デスを減らすことができないと感じました。つまり、行動を「変化させる」必要が出てきたわけです。

そうなればまた、必要な情報を集めます。とはいっても、「相手が事前にSRを使っていると判断できる材料は何か無いか」くらいしか当時は考えていませんでした。ただ、いろいろ考えた結果「SRを使っている相手は必然的に移動速度が遅くなる」ことに気付きました。

なので、今度は「相手の移動速度を見る」という行動を追加します。再び何戦かプレイし、データを取ったらシアターを眺めて、行動に対する分析と自分に対するフィードバックを行い続けます。

こういったサイクルをグルグルと回すと、特に意識せずに引き際の判断と操作ができるようになります。


暗闇に石を投げ続ける

上の例では、たまたまうまくいった話を上げましたが、新しいスキルを手に入れようとすると、基本的には失敗します。 アイデアや仮説なども10個思いついたら、うまくいくのは1個、運が良くて2個程度だと感じています。

対戦ゲームでわざと負けるのはとても簡単ですが、狙って勝つには何かしらの要因があります。それが何かわからないから皆苦労しているわけです。答えが最初から明かされていれば、ただそれをなぞればいいだけですから(ちなみに、当ブログは人の成功例をパクること推奨してます)

そういう時に大事なのが、モチベーション管理です。大体の人はこの1勝9敗の原理がわからずに、数回失敗しただけで「自分はなんてダメな奴なんだ…」とか「自分には向いていない」と行動することを諦めてしまいます。

僕はいつも、新しい仮説を考えた時などは「まだ誰も気付いていない世界の真理に気付いてしまった」みたいな気分になりますが、実践で試す時は失敗するのが当たり前くらいの気持ちでやっています。

そもそも失敗 = 悪ではありません。 成功するか、失敗するかわからないものが、実践することでどちらに分かれます。

成功した場合はラッキーで、それを繰り返せばいいですし、失敗した時は「これはやってはいけないんだな」と二度とやらなければいいだけなので、一切損はしていません。

失敗を恐れて何も行動しなくなる方が成長する機会を失ってしまうので、そちらの方が長期的には損失です。なので、失敗することは気にしないでどんどん挑戦はしていった方が良いです。

例えば、先が一切見えない真っ暗な空間で、無闇に歩けば崖から落ちて怪我をしてしまったり、二度と戻ってこれなくなるかもしれません。ただ、落ちるのが怖いからと言って一歩も歩かなければ、落ちることもありませんが、何も得ることはありません。

そういう時はひたすら石を投げ続けることで先に進むことができます。石を投げて音が返ってくれば進んでも問題ないですし、そうでなければまた別の方向に向かって石を投げればいいわけです。

個人的にはこの石を投げずに、目先の明かりに釣られて勢いよく走り出して崖から落ちてしまう、みたいな方が多いような気がします。そして、行動することは間違いや損である、と勘違いされてしまうんですよね。

これは人によっては意見があるかもしれませんが、僕の感覚では、試合を仮説の実験場くらいにしか思っていません。仮にボコボコにされても、「これだとうまくいかないんだな」とか、「負けたのはOOの時のXXが原因かな…?」といった事を考えてます。

またCODでは、単純に「自分がいかに得をするか。損をしないか」だけを考えるのではなく、「持っているだけで不利になるババのカードがあったら、相手にそれを押し付ける」ことで戦況を有利に運ぶこともできます。なので、失敗の知見が溜まる事って実は得でもあるんですよね。


点を集めて線を作る

今まで述べたスキルを身につけて、できる幅を広げたり、戦績を上げようとする際にデメリットと言えることが時間がかかることです。何が正解かもわからない所からスタートしますし。上でも述べた通り、革命的な仮説やアイデアを考えついたとしても、現実的には失敗する可能性の方が高いです。

結果を出すには、スキルを身につけて、そのレベルをあげる必要があります。

スキルを身につけたり、レベルをあげるには、「仮説→実践→観察」のループを何度も何度も繰り返す必要があります。

考えた仮説やアイデアが軌道に乗るには、成功率10%のガチャで当たりを引く必要があります。

なので、成長するのは長期戦です。数日、数週間といった話ではなく、数ヶ月、数年かかるプランです。 したがって、毎日続けることが重要です。「継続は力なり」とはよく言ったものですが、正にその通りと実感します。

毎日の行動を継続させる為に、お勧めとしては「ハードルを下げること」をオススメします。 例えば、ダイエットに挑戦しようとする人が1日目から急な食事制限や運動を始めて、3日坊主で終わる話は珍しくないと思います。

今まで習慣がなかったものから急に「毎日腹筋を100回やる!」と決めても実行するのは難しいです。でも、「1日1回腹筋をする」なら毎日でもできそうな気がしますよね。

僕はゲームをする時は、「1日に1つ何か発見をすること」をルールにしています。

例えば、マップ研究をして、良さそうなポイントを1つでも見つければ良しですし、別の日にそれを実践で試して、物の見事に返り討ちにされても良しです。後日にシアターを観て、「これが失敗したのはこれが原因じゃないか?」と考えられればそれもOKです。

こなしてるハードルはしょうもないものばかりですが、ゲームをする時に「気付き」や「発見」、「学び」を得るようにしています。 逆に、調子や運が良くて戦績を稼ぎまくったとしても「発見」が得られなければNGです。

こうした「点」の体験であったり、知識を溜めていくと、ふとした瞬間に点と点がつながって「線」になります。 試合中に覚醒して「誰にも負ける気がしない」、「今の自分は何でもできる」みたいな高揚感や万能感を味わった経験がある方も少なくないのではないでしょうか。これは頭の中でそういった点と点が繋がって線になっている状態です。

僕はその感覚を何度か経験しているのですが、確かに言えることは、「それが起こるタイミングやきっかけはわからない」ということです。 そして、「点を集めることをやめた時に、その瞬間は永遠にこなくる」ことも確定します。

なので、僕達ができることはひたすら「点」を集めることだけなんですよね。

そしてこの「点」を集めるには、具体的な目標、獲得したいスキルなど、何かしらのテーマを決めてプレイし、結果を振り返らなければ積み上げることはできません。


リセットボタンを押してみよう

結果を出すにはスキルが必要で、スキルを身に着けるには行動が必要で、行動を起こすには自分の意識や価値観を変える必要があります。 価値観を変えるには二つの方法があり、一つ目に新しい価値観を取り入れる必要があります。ただ、新しい価値観を取り入れるには、情報を集めたり、それこそ新しい行動を起こさないと変わることはありません。

価値観を変える二つ目の方法であり、尚且つ新しい行動を起こす際に障壁となる課題が「古い価値観を捨てる」ことです。個人的には実はここが一番難しいところになると思っています。

なぜなら人は変化を嫌い、現状維持に努めようとする本能があります。意識では「変わりたい」と思っていても実行するのは難しいです。 新しい行動をするなんて気が引けますし、頭を使うなんて面倒です。さらに、行動を起こしても基本的には失敗するので、酷く傷つくかも知れませんし、その際には落ち込んだ自分を立ち直らせる必要も出てきます。もう、考えただけで嫌になります。

なので、「変わりたい」と頭の中では思っていても、気付かないうちに楽な方へ、楽な方へと舵を切っています。なので普段と同じ行動を取り、普段と同じ結果を出し、普段と同じように悩んで、考えたりするフリをするわけです。だってその方が楽ですから。

最近のCODは環境がコロコロ変わります。今作で通用した戦略や戦術が次回作でも通用するとは限りません。なので、常に試行錯誤を行い、環境やルールに合わない価値観は捨てていくべきです。僕としてはMW(19)の時は失敗しました。BO4でそこそこの結果を出したことで思い上がり、同じ戦略、戦術で戦ってしまいました。

自分の価値観を改め、戦略を再定義できればもっと良い結果になっていたのではないかな、と今では少し後悔しています。 結局、僕も古い価値観を捨てられなかった訳です。

自分の古い価値観を捨てる際に役に立ったことが、自分の考えや選択に「本当に?」と疑問を投げることです。 例えば、当ブログでは何度も「撃ち合いに勝つには照準時間を短縮、または0化することが重要」とか、「精度が伴わない武器は弱い」とよく言っていますが、それに対して「本当に?」と問いかけます。

こうすると、必然的に自分の価値観や考え方を問い直すことができます。自信を持って答えることができないなら「もう一度実践して確かめてみるか」となります。

そして実際に試してみたあとに、「昔はそう思っていたけど今は違うな」と考えを改めることもありますし、「当時はそう思っていたけど、加えてこういう理由もあった。」と新しい側面が見えたりします。

上で、「仮説」→「実践」→「分析」のループを回すとスキルが身に付き、結果につながると述べましたが、ある程度サイクルを回してスキルが身についた時に、自分の価値観や考えを「再定義」することも加えると、戦績もさらに良くなっていきます。古くなり環境に合わなくなった価値観を捨てて、新しい価値観を取り入れます。この新陳代謝を高めることで、いらないものはどんどん捨てていき、残ったものはより磨かれて洗練されたものになっていきます。

ここら辺に興味のある人はアンラーニング辺りでググって見てください


おわりに

少し前の僕は血眼になって「結果を出すこと」に執着していました。常にピリピリしながら試合をしていたので楽しさよりも疲労度が上回っていました。本当に「ゲームを楽しめていたか?」と問われると正直答えに困ります。

ただ、今は結果を出すことよりも「成長すること」に重きを置いてプレイをしています。上でも述べた通り新しいことに挑戦すると基本失敗なので戦績は勿論だだ下がりです。

しかし、これは次の結果に繋げる為の投資である、と考えると気持ちがだんだん楽になっていきました。短期的には数値が下がることは分かりきっていましたし、実際には思っていたほど下がらなかったので、挑戦することにリスクが全くないことに気付きました。また、長期的には、成長すれば取り返しが十分にできると分かったので、焦り必要がなくなり、自然とイライラすることが減っていきました。

また、挑戦をすることで毎日発見があり、そのたびに好奇心が刺激されるので以前よりもゲームが面白く思えてきました。「こうすればうまくいんじゃね?」と考えついたことが実際にうまくいった時の感動は何度味わっても飽きることはありません。

個人的には戦績数値が下がることよりも、考えが固執し視野が狭まる事のほうが怖いです。

是非とも戦績が横這い、下降してしまっている方は、一箇所を深掘りだけでなく、別の場所に新しい旗を立ててみてはどうでしょうか。ゲームをプレイするだけでなく、研究や分析もやってみてはいかがでしょうか。なぜその戦略や戦術を選択したのか、その選択は本当に正しいものなのか一度問い直してみてはどうでしょうか?

今回はここまでです。ありがとうございました。