【CoD:BO4】ミニマップを見よう#3 敵位置の予測と情報収集
ミニマップを見ることによる意義を述べる第3弾になります。1弾や2弾の内容とは少し性質が異なり、実際の試合の中で発せられる情報を集めて、それらを組み立て敵の位置を逆算しよう、という内容です。
【足りないものは情報】
当たり前の話ですが、遮蔽物に敵が隠れている場合は、その敵を認知することができません。よって総合キルタイムにおいて余計な時間が大幅にかかってしまいます。これが安易な突撃では簡単に敵に倒されてしまう要因の1つです。
しかし、ウォールハックもビックリなリーコン(スペシャリスト)のビジョンパルスを使うことで、敵の位置が丸わかりの場合はどうでしょう。敵を倒しに行く場合に、左から行くのか、右から行くのかは自由ですが、ADSをしながら敵にあらかじめ照準を合わせて攻めるでしょう。総合キルタイムにおいては認知時間、反射時間、ダッシュ復帰時間、ADS移行時間を0化し、照準時間を短縮することができます。
つまり、敵の位置をあらかじめ知ることができれば、総合キルタイムにかかる時間を0化または短縮することができます(何度も言いますが、照準時間を短縮できるのが特に大きい)
敵を待ち伏せて倒す際に、位置を知ることができれば反射時間も削ることができます(動画では射撃するのが遅いですが)。もはや実質TTKという1つの要素のみで勝負でき、よほどの事が無い限り負けません。
ビジョンパルス並みの位置把握は人間には恐らく不可能ですが、敵の位置を知ることができれば、攻める際には短縮された照準時間と実質TTKの2つの要素で、守りの際には実質TTKのみで敵を倒すことができるので、どちらのスタイルであろうと利用しない手はないでしょう。
【アンテナを張り巡らせよう】
敵が発砲すればミニマップに赤点が鳴り居場所が晒されます。味方が発砲すれば、その先に敵がいるであろうと予測することができます。実際の試合の中には様々な情報が発せられています。どんな些細な情報も決して逃してはなりません。特にミニマップはこのような情報が大量に流れてくるので注視することが特に重要です。
視覚の情報であったり、聴覚による情報など種類や優先度の違いはありますが、これらの情報をキャッチすることを意識しましょう。実際に僕がプレイしている際に収集しようとしている項目を羅列してみました。
・視覚
・ミニマップ
敵の赤点
味方の発砲(警報装置の作動)
味方の消失(警報装置の有無、敵がサプレッサーの時は敵の位置が点から面になる)
味方の視線
味方のリスポーン位置
戦場の霧
センサーダート
味方の配置(敵のリスポーン位置の逆算)
音響センサー
・キルログ
敵の武器種の特定(例えば、敵がSMGを使っているならば突っ込んでくる可能性が高い)
味方の武器種の判定(味方の実力にもよるが、LMGなどの待つことによって恩恵が大きくなる武器を使っている場合は警報装置として質が高い。)
敵の前線のラインと陣形の強度
裏リスから湧いてくる数
・スコアボード
スペシャリスト(nuketownのファイヤブレイクなどに見られるマップによって影響が大きい特殊装備や武器を警戒する。採用者のプレイスタイルが出るもの(トルクやノーマッドは基本的に待ちに徹した後衛)はある程度位置や動向を予測できる。)
スコア(敵チームの特定の者がどれだけキルしているか、スコアストリークを貯めているか)
局面の中で誰がデスしたのか(キルログと合わせてみるが、ある場所で敵の1人がキルを稼いでいたとして、その場所に味方が突っ込んで倒した敵は本当にスコアを稼いでいた人物なのか)
・全体マップ
味方の配置
陣形の形
・画面中央
敵の有無
ビジョンパルス
・聴覚
敵の発砲(武器種の断定、サプレッサーの有無、発砲した弾の数)
足音
とりあえずこれぐらいです。実戦の中で全部を収集できている訳ではありません。加えて、実際にはもっと集められる情報もあります。
実際の試合で僕の体感では、画面中央とミニマップを見る割合いは1:9くらいです。場合によってはミニマップを見ることに夢中になり、画面中央から来た敵に気づかずにやられてしまうこともありますが、それくらいミニマップから得られる情報の方が価値が高いです。
【エイム力は二の次】
全ての情報を集めろ、と言うつもりはありませんが、ミニマップから得られる情報は量が多く、その質も高いです。やれエイム力を鍛えようだの、立ち回りを考えようだの、抽象的で意味のわからない技術を鍛えるよりも、ミニマップだけでもいいので、情報を集める癖をつけた方が上達は早いです。
僕にはエイム力なる技術は全くと言っていいほど持ち合わせていませんが、情報を集めて組み合わせることで、敵の位置を予測しています。それによってエイムをするのが下手糞でも勝つことができます。エイム力を鍛えるのはある程度、情報収集ができるようになってからでも遅くはありません。
スティックをいかに動かすかよりも、画面左上を見ることから始めましょう。