上達したいなら、まず目標を決めよう
今回は、ゲームの考察ではなく、考え方や枠組みの話になります。
【目標設定理論】
ビジネスなどでは、もはやおなじみですが、ゲームをプレイする上でも目的や目標を決めましょうという話です。
目標設定理論については、調べてもらった方が早いのですが、簡単に言うと明確で具体的且つ、難度の目標を掲げると、高い業績や成果が出たり、個人のパフォーマンスやスキルが向上するよ、という理論です。
【個人談】
僕がCoDの戦績が大きく変わっていったのはMW3で、稼働当初はK/D1.5でした。ここから「絶対にK/D2を超える」という目標を設定してから、どんどん数値が上がっていき、最終的なK/Dは2.7、週間K/Dは5.4までになりました。
それ以前からうまくなりたいといった向上心は持っていましたが、何をもってうまいとするのか、上達したと言えるのか抽象的で曖昧です。そこで、K/D比率という具体的な数値に目をつけて、行動を取る時や、分析をする際の軸としたわけです。
【できることから始めよう】
例えば、「エイム力を上げる為にボット撃ちをしよう」とよく言われますが、ボット撃ちをすることがK/Dを上げるかどうかはやってみなければわかりません。なので、それが正しいかどうかがわからない内はとりあえず実践してみましょう。そこで、実際に自分の戦績が上がっていったなら、その意見は正しいし、是非とも継続した方がいいです。逆に戦績が変わらなかったり、下がった場合などは時間の無駄なので、すぐにやめましょう。
わからないうちはこうした試行錯誤を繰り返し、自分に合ったやり方を見つけていきます。そして、そのやり方をさらに時間をかけて、効率を上げたり、無駄を排除していくことで精度を上げていきます。
【目標設定理論の3つの意義】
1 困難な目標
目標は高すぎず、低すぎないのが良いです。高すぎるとゴールが見えないので、モチベーションが下がります。低すぎると、そんなに努力をしなくてもいいので、無意識的に楽をする様になります。少し頑張ればいけるかなといったラインを目標にしましょう。
2 明確な目標
具体的な数値を設定しましょう。CoDで言えば、勝利比率、K/D比率が当てはまります。個人的なスタイルではありませんが、平均キル数やSPM、与ダメージなんかもありだと思います。
3 適切なフィードバック
ビデオゲームの得意分野ですが、早期のフィードバックは一層パフォーマンスの改善効果が高いです。今作では、週間戦績が見れないのが残念ですが、目標とした数値をこまめに見る癖をつけましょう。
【今後の内容】
次回からようやく普段自分がプレイする際のメソッドを書いていこうと思います。
シアターを見ていて、CoDには何をしたいのかわからないフワフワとした人が多いと感じていたので、今回の記事を書くことにしました。当ブログも目的を持って見てもらいたいです。